BluePandaria 住人、maruのうた

何かがまとまって 詩(うた)が生まれた時。 ブルーパンダリア、 maruの世界へ。

カテゴリ: 「ひとりみ」2012.12.08

譜面台に置いてあったのは、この紙たちです。楽譜ではございま10!!w(笑)
曲順に、ご紹介します。

1、無題 (singing bowl = モンゴルから来た、おりん)
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あの瞬間への同化の曲。



2、不幸の葬列 (あかぺら)
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不幸と思うこと、嫌なこと、丁寧に弔うことで、次の幸せを招こうというイメージ。
私は、その列の最後尾でもいい。あなたの幸せが、わたしの幸せ。ということ。



3、アカギレ (あかぺら)
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寒さが与えるものたちについて。



4、真っ二つシーソー 〜あまのじゃく〜  (ぴあの)
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ぎっこんばったん。繰り返す、もどかしい感情の様子。など。



5、幻  (ぴあの)
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ご想像に委ねる景色です。



6、鏡のなかのものがたり  (tama不在バージョン=あかぺら)
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他人である、あなた と もう一人の自分に対しての、 あなた。
その混在と、自身を見つめなおす、お話。



7、歩幅 (ぴあの)
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母の胎内にいるときから(覚えてはいないけど・・・)今日に至るまでの上下、左右、曲折、浮き沈みetc
詰めに詰めた一曲。



8、午前一時五十一分 (あかぺら)
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“ありがとう”を最大限に。一瞬の儚さと、それゆえの大切さを、ここに。



言葉からでも「ひとりみ」想像して頂けたら幸いです。maru

遅ればせながら・・・
8日から昨日の9日まで、沢山の方にお祝いして頂きました。
ありがとうございました(´;ω;`)

無事、28年目を迎えられました。

27歳最後、一回り大きなmaruになるべく課した単身ライヴ。
あかぺら と単純な ぴあの演奏、そして2つの打楽器。
約40分の息のつまる時間wに、今池にあるパラダイスカフェにて、
よくぞ立ち会って下さいました!!!
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♪「ひとりみ」♪
1、無題 (singing bowl = モンゴルから来た、おりん)
2、不幸の葬列  (あかぺら)
3、アカギレ (あかぺら)
4、真っ二つシーソー 〜あまのじゃく〜 (ぴあの)
5、幻 (ぴあの)
6、鏡のなかのものがたり (あかぺら=tama不在バージョンw)
7、歩幅 (ぴあの)
8、午前一時五十一分 (あかぺら)

ほぼ、この「ひとりみ」を開催するにあたって作った新曲ばかりです。

まぁ、はっきり言って・・・
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“陰”     (笑)

皆さんの息が、どんどん出来なくなる空気を感じつつ、
深海へ潜る無限の彷徨いというか、旅をしているような気分でした。
あくまで、主観としてですよ(*^。^*)
みなさんが、どう感じられたのかは分かりませんがwww

笑顔がなかったわけではありませんwww
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お話も、ゆっくり、お伝えしたいことを、あの空間で出来る限り出来たかなとも。

1984年に生まれ、2010年の夏から歌ったり描いたり、表現活動を始めました。

今でもですが、楽器が弾けません。弾こうとしないというのが正しいのかもしれませんけど。
とにかく鼻歌で作曲するので、自由奔放なんですね、生み出す音そのものが(笑)
それを、いつもtamaが上手にカバーしてくれてBluePandariaが在るのです。

「自分の鼻歌を表するには、演奏陣がいなければ、ステージに立てない。
なんとか、歌いたい・・・」

と思ってギター演奏をtamaに依頼したのが、BluePandariaの起源。
2年弱、二人で活動してきて、二人だから生み出せるものがある一方で、
自分の感覚、相手の感覚の同化の難しさ、ちょっぴり窮屈さもあったり。

「音を鳴らすくらいなら楽しく出来るかしら?」
「鼻歌でも自分の表現になるのかしら?」

とにかく、2年前に、出来ずにいたことを、思い切ってやってみようと賭けたわけです。
普段、会話が成り立つように、最低限の音や言葉という記号で、
どこまで伝わるんだろうって。知らないから出来ることって何かって。
私のなかでは、すごい挑戦でした。
やってる演奏は単純でも。。。
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正直、恐怖でしたね(>_<)こわかったぁ!!出していいのか?!って(笑)
初心も初心に立ち返るべく、その当時のロングヘア風に。
見た目も重要かと!!

ゆえに、先にも言いましたが、お話も、しっかり、じっくりさせて頂きました。
そこも含めての「ひとりみ」に仕上げたかったのです。
そして、明らかなことが、ひとつ。
皆さんが、至極、丁寧に耳を傾けて下さっていたということ。
その感覚は肌に直に伝わってきました。だから、最後まで、拙いながらも歌いあげられました。
最後の一曲は、マイクも外しました。
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ここで、maruに沈められた皆さんを救うべく!!(笑)
今回「ひとりみ」に光を差してくれた仙人掌人形(サボテンドール)杉浦加那子ちゃん復活♪
私たち二人でのユニット懐古出版で新鮮な空気を、もう一度!!!(笑)
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少しのトークタイムと私たちからクリスマスプレゼント抽選会♪
それぞれに一押しの絵本と本を用意しました☆お手紙つき♪

そこから、鈴と歌詞カードを配って、オーシャンゼリゼの合唱♪
なんちゃって仏語で皆さんと楽しみました(*^。^*)やっと会場が、あたたmaru。という現象(笑)
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ホッとしたわ(笑)
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童謡や、いつの時代になっても聴いたことのある曲、いいものはいい!!
そんな色あせないものを懐古出版は、忘れずに、振り返っていたいのです。

あかとんぼ

で締めくくり。最後はやっぱり、「ひとりみ」らしく、しんみりと・・・

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誰しも本当の本当の最期は独りです。未知のことですが。
点在している私たち。でも決して一人ではいられなくて(少なくとも私は。)
ひとりにもさせたくなくて、常に誰かと繋がっているのだと、
今一度、忘れないでほしいこと・・・



『ひとりではない』



「ひとりみ」への想いは、ここへ到着します。
こうしてこの世に生まれて、maruとして、神田葵として、今があるのは
本当に、皆さんのお陰さまさまなのです。(一番は両親ですけれど。the 血!!w)

maruは色んな方の想いと助けで生かされてます。
私と出会って下さって、心の底の底の暗いところから・・・w

ありがとう。<(_ _)>

これからも、つながっていてくださいね。
どれだけ細い糸でも。

maru
神田 葵


写真 Kenshiro Kuma  http://www.kumakenshiro.com/

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