BluePandaria 住人、maruのうた

何かがまとまって 詩(うた)が生まれた時。 ブルーパンダリア、 maruの世界へ。

タグ:最期

80歳は越えているだろうか?
杖をついて歩く足どりは
少し覚束ないように見える。

博多駅、新幹線が出発する、その直前まで
二人の女性が別れを惜しみつつ
笑顔で手を振りながら

“さよなら、またね。^ - ^”

と挨拶し合っていらっしゃった。

ご姉妹なのか、ご友人なのかは
定かではないけれど

なんだか勝手に、目頭熱くなり
じんわり涙にじむ。。。

最後ではないと願いつつも、

“またね、があるかしら?
次は最期のときかもね。^ ^”

と、お互いの目を見つめ合って
聞こえぬお喋りをしているようだった。


沢山の人が行きかう場所で
不思議な気持ちになりました。


さて、初めての新幹線さくらは
ゆったりさん^ ^

半年ぶりな防府へ!!^^


旅のまとめは改めて^ - ^
image



2017.04.26 maru
http://www.aoien.info






去年の今頃は、maru展「現在位置」を開催していました。

季節の変わり目。
年度始め。何となく新たな目標を立て易かったり、また挫け易い時期でもあるような。。。


常に考えていることがあります。

“表現者”で括れば、
私如きの代わりはごまんといるし、
世を見渡せば、
同じ様な種類を沢山、見つけられるとも思います。

でも、私は唯一無二の「私」だけ。
そして、それは“maru”そのもの。
呼吸そのもの。命そのもの。

私にしか出来ないことだと信じて、
私にしか出来ない想い方だと信じて、
それを続けるのみなのです。

だから目の前にある表現の種に
一生懸命に水を、愛を注いで
大事に大事に育んでおりまる。

種から苗にするのも簡単ではないけれども、
種から急成長して大木にならむ!!!
という幻想にも似た目標は
守りたひ次第(^-^)✨

唄も、ラクガキも、舞も、文字も
私の生み出す全てに私を宿すには
まだ私は、とても未熟で
全神経が其処へ向かっていないときの
不安定さは至極、幼さを感じるのだけれど

成りたい

その姿が、私にあるのは強みかと。

己の生き様が、散りゆくとき
その亡骸に、克明に描かれますように。。

私は、自身の葬儀を
最期のmaru展として、
その遺体と、それまでの表してきた生き様を最終作品として
お魅せできる人生を送らむとしております。
image


どうぞ、怖がらないで(笑)

2016.04.06
maru
神田 葵

#maru #circle #art #en #wa #wagokoro #japan #japanese

my music art
◉夢言劇◉MUGONGEKI◉
https://vimeo.com/149722129

image

またね。

と言って別れるのは、それが最後になるとは思っていないから。。
分かっていても、敢えて、そう伝えることもあるかも知れません。

突然でないと困るけれど、訃報は本当に突然で
前触れがあるのも、また寂しいけれど

命あるものは、亡くなっていくのだと実感します。


今年に入ってから、なんか、そんなお別れが多くて
でもBluePandariaでmaruで伝えたいこととか
やっぱり「死」は外せない出来事でもあって
辛気臭くなるけれど、そこがあるから、進んでも行けるのかなと。


“明日はもう居ないかも知れない”


というと笑われることもあるんだけれど、(おそらく、そう思っていないから私も言えるのかしらん・・・)
在り得ることだよねって。

でも、やっぱり「またね」には希望があって
それもないと、寂しくて。

ただ、「あのとき笑って話したのが最期になっちゃったな」
という幕を下ろしたいというのが本望です。


笑顔の印象で、誰かの胸に残って、また生き永らえられるように
過ごさねばと思うのです。


未来に、逝った人たちが教えてくれました。
(愛称きよしくん、高校時代の恩師も、その一人)


毎日を大切に過ごす、完璧にはできなくても
志高く、出来る限り穏やかでいようと努めることは出来ましょうぞ。

ついつい愚痴ったり、どうでもいいことに腹を立てたり、
正直、そんなことが多いのは、
私の小ささを露呈するので恥ずかしいところですが('д` ;)

なんとか、マルくあろうとはしてるっていうので
お許し乞いたい次第です。


本日も素敵な皆さんでお過ごしくださいませ。
(*'-'*)♪
ありがとうござゐまる。


「あおいーやりたいことやれー( ´_ゝ`)」
メガネで笑ってる先生の声がずっと残ってます。

色んな人の意思を継いで、今日も活きまる!!
image


2015.08.21
maru

追伸、やっぱり泣いちゃうけど。。
「終始符」
http://youtu.be/5wFDMErdP6s
image

お陰さまで無事に開催中の

「〇、」 maru展 vol.5
現在位置

あっという間に4日、過ぎました。

素敵なU'chi cafeでの開催ともあり
お店の人気もかなり手伝って

私はそこにいないのに、“maru”を感じてくれたと
感想を頂いたりして
嬉しい限りです。

都合もあり、会期中はほとんど在廊できず
お店のママさんに任せきりなのですが

風の噂で耳にする感想文は大変に心温まります。
ありがとうございまる。


個展を終えてから綴ろうと考えていましたが、
より多くの方にお越し頂きたいので、

“現在位置”

に至るまでのこと少しだけ著させてください。
お付き合いのほど。


作品のサインをご覧になって頂けると察してもらえるかと
思うのですが(笑)

7日に始まるので前日の6日には搬入なんですが。。。
ぎりぎりまで製作してたんですね。
それは相変わらずなのですが

今回、この展示をやると決めてから

私の現在位置が行方不明になったというか
分からなくなってしまって

何を、どう描いて表したいのか
ふらふら、ぐらぐら、定まらないまま過ごしてたんです。

で、いよいよ崖っぷちでウギャ――――!!!となっていた最中、
やっとこさ、描きたい!ものが頭を駆け巡って、
いつもの唯法寺へ、駆け込み寺。(←うまいこと言った。笑)

それが4日です。もちろん4月の。

その翌日の朝でした。
大変お世話になった方の訃報です。
*以下、お涙ちょうだいの演出に非ず。ご理解を。


まさか、と思う反面、覚悟していた部分もあったのだと自分の中で感じたり。。。
動揺しながら製作に向き合うしかなかったのも事実です。

ご家族の方が、こんな私ですが通夜と葬儀のお手伝いをお願いしてくださいました。

葬儀に参列するのは父が亡くなった以来のこと。
当時のことを思い出しながらも
微力ながら、その方の最期を見送ることに最善を尽くそうと
当日までの準備に努めました。
葬儀のあった8日は、お釈迦様のお誕生日だとか・・・

「〇、」へ向けて
5日、6日は全霊で作品作りと空間づくりに臨みました。
それが亡くなった方への最大の供養だと私は思ったからです。
父に対してもです。


通夜、葬儀当日。。。想像以上に泣きました。
頭の中でなら会えるけれど、存在として呼応がない空虚感は否めないというか・・・
そのことが切なくて、お別れするすべしかないという寂しさに涙が溢れました。

それでも、会場に駆けつけてくださった会葬者の方々の多さに
温かさを感じて、
その方が過ごした人生で、身を持って教えて下さったことを思えば
これぞ、その方の“晴れ姿”なのだと目頭も熱くなりました。
全身全霊で送らなければと。参列させて頂けたことに感謝しています。

そんな時間の流れがあり、

漠然としていた“現在位置”が、色んな出来事や想いが重なりあって
此処だ!!と定まったというのが、今回の「〇、」です。

期間が決まっていたって、やはり、空間も「イキモノ」だなと。
その時の新鮮で痛烈な想いが残されるのだと感じています。

自画自賛のつもりはないけれど、、
私が納得して届けられるモノであるということには誇りを持ちたいです。

それが好きか嫌いかは来てくださる方の判断ですから
感じてもらえれば、どちらでもよくて。

もちろん、自由に好きなようにと羽を伸ばさせてくれたのは会場の
U'chi cafeのママさんと、そのご家族。
彼らの尽力あってのこと。私、一人の力じゃありません。
ありがたいです。

今週末で前半が終わります。
12日の日曜日は、居たり居なかったりします(笑)
お越しくださいね。

最終日の18日はBluePandariaのライブもありますから14時には来るように!!(笑)
ご予約はこちらまでmarumarupanda@gmail.com

長々と読んで下さり
またまた感謝です。ありがとうござゐまる。<(_ _)>




2015.04.10
maru



このページのトップヘ